COCORIN OKINAWA

今回は久しぶりに13艇もの参加があった久米島レース、梅雨入りして荒れたコンディションを予想していたのに、フタを開けてみると薄曇りの穏やかな海面と5〜8mの風、とても素晴らしいレース日和でした。


では、結果から報告です。


なんと

COCORIN OKINAWA 総合優勝です！

翌朝ホテルのプールサイドにて、みんな嬉しそうですね


レポート

5月24日
3時に起きて支度をし、マリーナへ向かう
4時ちょっと過ぎに到着、大まかな艤装は前の日に済ませてあるので、各自持ってきた朝飯を食べる
5時前にはオーナーも到着して、クルージング仕様のため下ろしていたスピンポールを積み込み出港。

[NIZIN]の後に続いてマリーナを出ると南の風
天気予報と予想を合わせると風は南から南西に徐々に振れて行くはず、もしかしたらジェネカーが上げられるかもと期待して、ケラマをなめる南よりのコースに決定した
メインを上げて、レーシングジブのヘビーを上げるが、少し小さいのでクルージングのNo.1に変更
余裕を持って出港したはずなのに気づけばスタート15分前
6時　ジェネカーをいつでも上げられるようにセットしたままスタート！
慎重になりすぎたのか10秒ほども遅れてしまった。
バウもコックピットも経験豊富な先輩方がついているので、何も考えずただひたすらヘルムに集中できた
気づくと、ジェネカーを上げていた[J]と[フォキシーレディー]は下へ落とされており、上にいた[シーフレンド]は後方へ、風と波のコンディションがバッチリはまった[ファーストスピリット]トリマランは27ftながら大型艇を置き去りにして独走態勢
第2グループは[エクセルーザー][レキオス][ココリン][サシバ]の4艇に固まってきた
いつも海面が荒れるチービシと黒島の間を抜けると風が落ちてきた
ここで、こまかいブローを拾って走る[ココリン]となかなかスピードに乗れない[サシバ]の差が開き始める

スタートから5時間後の11時にはトンバーラに取っ付いて、前を走る[エクセルーザー]を射程距離に捉える
北側にはジリジリと落とされて行った[レキオス]が見える
何気なくキャビンに降りて携帯を見てみると着信がある
折り返してみるとレース委員会で、「トンバーラ海域が荒れているので、回らずにそのままフィニッシュへ向かって下さい」とのことでした
前代未聞のコース短縮に戸惑いながらも慌ててコースをとる

徐々に風は西に回り、結局最後までジェネカーを上げることが出来ず12時09分にフィニッシュ！
[ファーストスピリット][レキオス][エクセルーザー]に続き4着
[J]と[サシバ]を抑えられたのは嬉しかった

小学生の体験セーリングがあると聞いていたのだけれど、片付けに手間取っている間に他の艇で行われていた
[レキオス][J][BOMB-R]の皆さんありがとうございました。

夕方になり、ホテルの中庭でガーデンパーティー
各艇の自己紹介の後、いよいよ成績発表
３位は[エクセルーザー]
２位は[J]
１位は[COCORIN OKINAWA]
自己採点でなんとなく分かってはいたけど、発表を聞いたときは嬉しかった

翌日は、濡れたセールを乾かしながら宜野湾までのクルーズ
途中カツオを2匹、よく分からない魚を1匹釣って行きも帰りも大満足な久米島レースでした。

マリーナに着くと、片付けをしている間にマコさんが魚をさばいてくれて、カルパッチョ、刺身、サラダなど、いつもながら驚きの料理でおいしくいただきました。


さーて、こうなってくると次も勝ちたい
みなさんもっと練習して、もっと早く走らせましょう！
幸い僕たちには伸び代だけはいっぱいあります。

一緒に乗ってくれた皆さん、そしてオーナー
ありがとうございました。

以下写真


出港して、スタートラインへ向かう


今回２回目の参加シモジョー、緊張しております


スタート直前


スタート直後、ミスってしまって10秒ほど遅れてしまった


ココリンよりも上にいた2艇[シーフレンド]と[サシバ]


下側の様子[J]と[フォキシーレディー]がジェネカーを上げてスタートダッシュを狙ってます


集中！




シモジョーとショーイチしっかりヒールを殺してくれています


後ろにいる[サシバ]が気になっているオーナー




ジブを外取りに変えてよりよいカーブを作ります






風がなくなれば下に移動、すばらしいウエイトです


パーティーにて


帰り道、一匹目のカツオをゲット！


風はあまりないけど、波もない、とても穏やかなクルーズです。